野球のスポーツ障害⑥野球肩ー上腕骨頭の異常運動

カイロプラクティック心の岡です。

野球肩の要因の一つに上腕骨頭の異常運動があります。

図はウィキペディア


異常運動を誘発する原因として

後方関節包の拘縮(タイトネス)が一般的に言われています。

また、小さい頃から投げていることで

上腕骨頭の後捻角が外旋しやすい形に(投球時では加速期にあたる肩のポジション)

形成されることも関係しています。



上腕骨頭の異常運動により、肩関節を形成する骨同士が衝突する

インピージメント症候群が主な野球肩の原因です。



日常のチェック方法としては、肩を90°外転(肩の高さに腕を外側から挙げる)

そこから肘を90°曲げて手のひらを脚方向(内旋)に動かします。

明らかに非投球側と違えば、後方関節包の拘縮が疑われます。


ただ、関節包以外の問題(筋肉、投球連鎖など)も考慮する必要があるため

1つの目安になる程度です。


野球肩であっても、肩だけではなく

投球動作からスクリーニングテストを行い

肩の過剰運動

肩甲骨の可動域

軸足の安定性

などをチェックする必要がありますね。


ちなみに関節包の拘縮は、筋肉とは特性が違うため

改善させるためには、かなりの痛みを伴います。。。

そうならないためにも、身体のケアをしっかり行い

予防を心掛けてください。





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