野球のスポーツ障害④リトルリーグ肘

カイロプラクティック心の岡です。

12~15歳前後で肘を痛めるのと

18歳以降で肘を痛めるのは病態が違う場合もあり

リトルリーグ肘とも呼ばれています。



個人差はありますが、成長段階の少年期は骨も未成熟のため

負担がかかると骨端線の離開(剥離骨折、裂離骨折)による

肘の痛みを引き起こします。

外側の肘痛は、離断性骨軟骨炎の場合があり

悪化するまで症状が軽いことがあるため

重症化しないよう注意が必要です。


成人であれば、骨折は少なく

靭帯損傷(内側側副靭帯損傷)による肘の痛みや

筋肉の炎症などが多くなります。


ジュニア期での肘の痛みは、剥離骨折の可能性もあるため

肘の違和感があれば、病院での診断をお勧めします。


ただ、剥離骨折をしていた場合でも治療して終わりではなく

なぜ、肘を痛めたのかを考えてください。


練習のし過ぎ?

投球フォームの問題?

違うケガが原因?

etc


これらの問題がクリアにならないと再発もしやすいです。

恐らく、投球フォームの崩れが多いと思いますが、、、

ケガや練習の疲労による2次的なフォームの崩れもあるため

日々の体調管理には気をつけてください。


1つのサインとしては

前腕屈筋(肘より下)の緊張がみられ、肘が伸ばしにくくなっています。

長期のリハビリが必要になる前に対応していきましょう。


長期的なリハビリの流れとしては

肘の曲げ伸ばし、他動的な外反ストレスでの痛みが無くなってから

段階的(6~8週)に投球の負荷をかけていきます。


リハビリには投球フォームの見直しも必要かと思います。

肘の使い方だけではなく

セットアップ姿勢

軸足のバランス

握り方

軸足の蹴り方

テイクバック

グローブの使い方

踏み込み足の安定性

etc

投球全体の見直しが大切です。


電気治療、安静だけでは再発予防にはなりませんので

専門家に相談してください。

カイロプラクティック心でも対応させていただきます。







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