カイロプラクティック心の岡です。
12~15歳前後で肘を痛めるのと
18歳以降で肘を痛めるのは病態が違う場合もあり
リトルリーグ肘とも呼ばれています。
個人差はありますが、成長段階の少年期は骨も未成熟のため
負担がかかると骨端線の離開(剥離骨折、裂離骨折)による
肘の痛みを引き起こします。
外側の肘痛は、離断性骨軟骨炎の場合があり
悪化するまで症状が軽いことがあるため
重症化しないよう注意が必要です。
成人であれば、骨折は少なく
靭帯損傷(内側側副靭帯損傷)による肘の痛みや
筋肉の炎症などが多くなります。
ジュニア期での肘の痛みは、剥離骨折の可能性もあるため
肘の違和感があれば、病院での診断をお勧めします。
ただ、剥離骨折をしていた場合でも治療して終わりではなく
なぜ、肘を痛めたのかを考えてください。
練習のし過ぎ?
投球フォームの問題?
違うケガが原因?
etc
これらの問題がクリアにならないと再発もしやすいです。
恐らく、投球フォームの崩れが多いと思いますが、、、
ケガや練習の疲労による2次的なフォームの崩れもあるため
日々の体調管理には気をつけてください。
1つのサインとしては
前腕屈筋(肘より下)の緊張がみられ、肘が伸ばしにくくなっています。
長期のリハビリが必要になる前に対応していきましょう。
長期的なリハビリの流れとしては
肘の曲げ伸ばし、他動的な外反ストレスでの痛みが無くなってから
段階的(6~8週)に投球の負荷をかけていきます。
リハビリには投球フォームの見直しも必要かと思います。
肘の使い方だけではなく
セットアップ姿勢
軸足のバランス
握り方
軸足の蹴り方
テイクバック
グローブの使い方
踏み込み足の安定性
etc
投球全体の見直しが大切です。
電気治療、安静だけでは再発予防にはなりませんので
専門家に相談してください。
カイロプラクティック心でも対応させていただきます。
0コメント