自転車競技(ロードバイク)のスポーツ障害④|ペダリング

自転車競技はペダリングによって推進力を得ます。

当たり前ですが、、、


効率的にペダルへ力を伝えることで

パフォーマンスアップ

疲労の軽減

ケガのリスク回避

などにつながります。


ペダリングのとき

どこの筋肉が使われているのかが

解りやすく書かれている図があります。

自転車の選手で注目されるのはフトモモの筋肉ですが

お尻の筋肉も大きいです。

図を見てもらって分かると思いますが

ペダルの踏み込みでは、お尻の筋肉(大殿筋)が活動しています。

この大殿筋を活動させるためには

前回まで書いてきた骨盤の前傾ポジションが有効になります。


大殿筋は、身体の中で最もパワーのある筋肉であるため

ペースアップで踏み込むときに必要不可欠です。

競輪選手は、骨盤の前傾ポジションで練習しているのではないでしょうか?

今のところ、後傾の選手はみたことありません。


一般のロードバイク愛好者でお尻が全然疲れず

フトモモ(ハムストリング、大腿四頭筋)が疲れる、つりそうになる場合は

大殿筋が使えていないかもしれませんね。

言い換えれば、伸びしろがあると言えますので

大殿筋を使えるフォームを練習してみてはいかがでしょうか?


ペダルの踏み方で重要になるのは

下肢の円運動が正常に行われることです。


ペダルの軌道に合わせて

下肢も動かせればしっかりと力を伝えることができます。

ただ、実際ペダリングをみると

膝が内側に入いる(kneein)

足関節が外反(母指で踏み込めない)

足関節の内反(母指に力が伝えられない)

etc


ペダルに対して真直ぐ踏み込むことは難しいですが

非効率なペダリングが反復されると

膝痛、股関節痛などの障害にもつながります。



効率的なペダリングの阻害要因として

ビィンディングで足関節が固定されると

足関節の影響(回内足、浮指など)によって円運動を妨げられ

反対にサドルの影響や股関節、坐骨位置によって

円運動が妨げられることもあります。


このように効率的なペダリングを行うためにも

下肢のアライメントは良い状態にしておくことも大切になりますね。


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